人間として生きる上で必要な「50のルール」
◆この本を読んで、本当に感動しました。本の題名は「あたりまえだけど、とても大切なこと」草思社 著者ロン・クラーク氏 1400円です。実は、この本 福井トヨタの梶本社長からいただきました。僕だけでなく全社員に配布されていました。この本は、トヨタの理念を伝える教科書でもあり、社員に対するこころ配りにトヨタの強さを感じました。福井トヨタは、全国のトヨタの販売会社の中でも営業力優秀なトップ企業、トヨタの理念が脈々と伝わっている笑顔の会社です。◆著者のロン・クラーク氏は、学習や行動に問題をかかえる生徒の多い小学校の教師を担当し、特にハーレムの中から優秀児を輩出し目覚ましい成果を上げました。28歳の時ディズニー社主催「全米最優秀教師賞」を受賞。毎年、受け持ちの生徒に教えるルールをまとめたのがこの本で、全米で大ベストセラーになったそうです。日本でも昨年出版されました。◆何がすごいか、感動したかというと、ルールの内容が日本的でわかりやすく数多く共感しました。人間として生きる上で必要な基本が「50のルール」に力強く書かれています。これができれば、笑顔コンサルタントという職業もこの世に存在しませんね。◆<ルール2> だれかが話しているときには、その人の目を見よう。だれかが意見を発表しているときは、その人のほうに顔を向けよう。・・・・アイコンタクトは、自信を見せるための方法であると同時に、相手に敬意を表すための重要な方法である。わたしのクラスでは、だれかが発表している時にはその子の方を向き、きちんと話を聞かなければならないことになっている。その子が意見をいいおえるまで、ほかの子がコメントをするため手を上げることは許されない。人の話の途中で手を上げるのは、その人の意見より自分の言いたいことの方が重要だと考えていることになるからだ。・・・・そんなことをされたら、話しているほうは、自分の意見などなんの価値もないと感じるだろう。だからそういうことはしてはならない。・・・・アイコンタクトさえ忘れなければ、相手はこちらの言うことを真剣に受けとめ、正しい評価をしてくれるだろう。◆僕が笑顔を通して伝えたいことが、この本にたくさん書かれていました。子どもたちのためのルールブック「あたりまえだけど、とても大切なこと」を推薦いたします。
by egaoclub
| 2005-07-02 12:00
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