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顔の話10(あなたの笑顔が世界一)

笑顔や感情表現が苦手な日本人ですが、決して笑顔が嫌いではありません。感情を出すことをあまり美徳としなかった武士の文化や農耕民族特有の風土などが複雑に絡み合い影響しているんだと思います。
なんと言っても「ダルマさん、笑うと負けよ、アップップ」なんですから。

そんな日本人が共通して美しいと感じる笑顔があります。京都広隆寺の国宝 弥勒菩薩像の穏やかな微笑みです。この微笑みを誰しも美しいと感じるのは日本人の遺伝子に組み込まれているんだと思います。

口元を上げて優しくほほえむ、穏やかな笑顔を「和顔(わがん)」と名付けました。昔から仏教の修行「和顔施(わげんせ)」からとりました。
僕の目指す・・・究極の幸せの顔は「和顔」です。

でも欠点があります。形だけだと心が隠れ、究極の自己防衛の顔の形にもなるんです。欧米では歯を見せずに口角を上げる微笑みは、「アルカイックスマイル」と呼ばれています。モナリザの彫刻もアルカイックスマイルです。モナリザが歯を出して笑っていたら、あの神秘性は生まれなかったことでしょう。

日本人は、しばらく初級コースからスタートです。「歯を出して笑え日本人!」
「真顔」「笑顔」「和顔」の心と形、素直な感情の流れと動きに着目し、これからも研究していきます。

決して100点満点の静的な笑顔を目指してはいけません。あなたの笑顔が世界一なんです。笑顔は、1000点、一万点、無限点です。だから、50点だろうと90点だろうと大差はないのです。それよりも大切なのは、欠点こそが長所になり、その人の個性が光る「人間らしい味」になるんです。

顔の話は、今回で終了です。
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by egaoclub | 2007-05-26 12:12 | なるほど笑顔

顔の話9(脳を鍛えよう)

昨日、会津若松の母親の首を切った少年の家の前を通りました。悲しいことですが、爬虫類のような人間が増えていませんか。

人間と他の動物と違う点は、大脳(大脳新皮質)の肥大化にあります。直立歩行・・・300万年以上の人類の歴史は、生命をコントロールしている古い皮質(自律神経系)と想像力をもった大脳が共存している奇跡の進化なんです。

人間の顔は、意識して表情を作ることができますが、緊張すると顔がピクピク動いたり、引きつったりコントロール不可能になってしまいます。運動神経より緊張すると自律神経系が優位に働くからです。

不快神経が優位に働くのは、今でも爬虫類の脳が中心部深くにあるからです。だから、何もしないとマイナス(怒りや攻撃)の感情に流されます。しかも、前回お話ししたように自律神経系は、現実と想像の世界を区別できないという特徴があるんです。

だから、ストレスと仲良くする・・・笑顔というコミュニケーションの技術は、小さい時から教えなくてはいけない躾だと思います。10歳までに・・・

笑顔は、すべてのはじまりです。
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by egaoclub | 2007-05-19 13:43 | なるほど笑顔

顔の話8(目は心の窓ですか)

顔の中でどうしても嘘をつけないところがあります。それが「目」です。
動物は、それぞれ感覚に頼って生きています。例えば、犬は臭覚であり、コウモリは聴覚に頼ります。そして、人は視覚です。

人間が行動を起こす際の基準は、視覚が83.0%、聴覚11.0%、臭覚3.5%、触覚1.5%、味覚1.0%という比率だそうです。視覚神経は、脳に直接つながっているだけに、目は情報を送り込むだけでなく。その表情そのものが感情の微妙な変化を外部に伝えてしまいます。

より厳密にいえば、目が嘘をつかないと言うよりは、目の中の瞳孔の部分が嘘をつけないのです。つまり、瞳孔の大きさが人の気持ちの変化を素直に表してしまうのです。

アメリカの心理学者エックハード・ヘスの面白い実験があります。男性と女性に異なる5種類の写真(1.赤ちゃん/2.赤ちゃんを抱いた女性/3.若い男性のヌード/4.若い女性ヌード/5.風景)を見せ、彼らの瞳孔のサイズがどのように変化したかを調べました。

どの写真を見た時、一番瞳孔が大きく開くと思いますか。

答えは、男性の瞳孔は女性のヌードを見ると、瞳孔が18%拡大しました。女性は、赤ちゃんの写真を見せられた時、一番大きくなりました。ヘスによると、人間の瞳孔は、周囲の明るさに応じて大小するのと同じように、何かに対して積極的な感情を持つと大きくなり、消極的な気持ちをもった時小さくなるそうです。驚いたり、愛してる時は大きくなり、嘘をついたり、気分がのってない時は、小さくなります。
参考文献 「マンウォチング 下」 瞳孔信号より 小学館ライブラリー

さらに面白いことに、瞳孔が開いている時の方が、魅力的に見えるという実験もあります。赤ちゃんの目や漫画の主人公の目は、瞳孔は大きく、反対に知的な役や悪人役は、瞳孔が小さいです。人の第一印象を決める要素は、服装やメイク、ヘアースタイル、表情などいろいろありますが、その人が魅力的かどうかを判断するには、目の輝きや眼差しが重要なのです。
いい笑顔の時は、瞳孔が30%以上も大きくなっちゃうんです。これ、僕の大発見です。

次回は、「脳の話」をしましょう。
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by egaoclub | 2007-05-11 11:37 | なるほど笑顔

相田みつを美術館

久々に相田みつを美術館を訪れました。

僕の出版を担当してくれたダイヤモンド社の佐藤さんが、相田みつをさんの書籍も担当している関係で、紹介してもらいました。
館長であるお子さんの相田一人さんが快く時間をつくってくれました。印象はビデオで見たお父さんと比べると、声や息づかいがお父さんにそっくりでした。目は、お母さんに似て、お父さんより優しい穏やかな方です。

僕の一番好きな言葉は、「しあわせは いつも じぶんの こころが きめる」です。

館に入ると、みんなとびきりの笑顔で迎えてくれるんです。昔から知ってるようなフレンドリーな感じです。後でわかったのですが、今日の朝礼で僕のことを話されたそうです。本も紹介され表紙も見ているので、僕の顔も知っているはずですね。

話は弾んで、ついつい時間を忘れてしまいました。気づいたらお昼の時間なんです。
一番印象に残った話は、相田みつを美術館の「湯もみ効果」です。
湯もみとは、温泉でお湯をかき回して、柔らかいお湯にすることです。草津温泉の大きな板で湯もみするのは有名ですね。

「オープンしたてで閑散としている美術館と忙しく入館者が多い時では、同じ作品でも来館者に伝わり方が違うんです。多い方がいい雰囲気になり、作品が優しく伝わるようです。だから、閑散時間こそ湯もみして館の雰囲気を和らげようと、いつも朝礼で話している・・・・」そうです。
「湯もみ効果」は、笑顔の効果と同じだと言う話をしたら、話が盛り上がりました。とても素晴らしい感性の方だと関心しました。

昔の話ですが、僕が勤めていたファッション専門店の鈴屋がパリのシャンゼリゼに出店しようとしたところ、待ったがかかりました。パリの街は、お金があれば何でも出店できないんです。規制の理由は、パリの街の感性にあわないと言うんです。そして、その判断をする人がルーブル博物館の館長さんなんです。それには、驚きましたね。歴史と文化の重みを感じました。

相田みつを美術館は、自然の野山をイメージした素晴らしい環境の中で作品が展示されています。でも場所は東京フォーラムの中にあり、東京都がつくる箱ものの館は、サービスや使い勝手も最悪です。お客さまからすれば同じにみえてしまいますから・・・。
東京フォーラムにも部分から世界観へ、点から線へ、線から面へ、面から優しい空気を作り出す「湯もみ効果」が必要なようです。

僕は、相田みつを美術館を応援し続けます。素晴らしい癒しの空間です。

相田みつを美術館    http://www.mitsuo.co.jp/museum/index.html
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by egaoclub | 2007-05-10 16:58 | うれしい笑顔

楽しいお店が一杯できた

東京ミッドタウン、新丸ビルと高層ビルの出店が続きます。行かれましたか。三井不動産と三菱地所が総力を上げただけあり、SCづくりのマーケティング戦略やテーマも良く絞り込まれ、東京の新名所が増えました。まだまだ大型出店が続きますよ。期待できます。

でも商売の世界は厳しいですね。勝ち組と負け組がはっきりしてきました。賢い日本人は、たくさんの経験を味わい、やっと脱ブランド化が見えてきたようです。次から次へと仕掛けれ、笑顔化に向かいます。
ブランド化したリッツカールトンの評判は悪いです。

それにしても、お店の名前が覚えられないんです。昔は、僕が勤めていた鈴屋なら全部の店が鈴屋でした。今は、店ごとに名前が違うところが多いんです。それと、老化かも・・・(笑)

レストランやスイーツのお店がとても進化しましたね。
意識して演出しているオープンキッチンが多い。ステンレスがピカピカ。清潔感があり、テーマもはっきりしていてわかりやすく楽しそうです。スタッフの無駄のない厨房での動きは、美味しさを引き立てます。
まだ器負けしている店も多く、ハード中心でハートが伝わらない。笑顔の仕事が増えそうです。

東京ミッドタウンのA971 GARDEN<>HOUSEは、僕の友人が手がけたお店です。日本の寄り合い的な街をテーマにした和テーストのカフェです。5月15日夜 ここでパーティがあります。和テーストのお店が増えています。

ファッションの店でオススメは、新丸ビルの一階 ユナイテットアローズです。多くの専門店を指導していますが、現在僕の見ているアローズの中では一番いいと思います。レジ周りなどの接客環境まで工夫し、環境デザイン化されています。

応援したいお店もありました。
新丸ビルのB1F のベーカリー POINT ET LIGNE ポワンエ リーニュです。
年配の職人がつくるパン工房が入り口にあり、その奥にショップがあります。焼き上がるパンを見ながら、香りを味わいながら食べるパンの味は格別です。当然、パン食べ放題で ランチは1500円、ディナー2300円ドリンク別です。
応対してくれたタムラさん曰く「ポワンエ リーニュという意味は、フランス語で点と線という意味なんです。ここが一号店で世界に発信していきます。すべてはこのお店からはじまり、東京、ニューヨーク・・・と出店していきます。是非ニューヨーク店にも食べに来てください。」

いい店には、良いスタッフが集まるもんですね。
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by egaoclub | 2007-05-02 17:02 | ときめき笑顔